第4回定例会 一般質問(抜粋)2019年12月13日

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1.消防局若手職員の育成について提案  

【佐藤幸雄議員】群馬県渋川市の渋川広域消防本部(通称)「渋消式 消火法」について視察をしてきた。「目標を設定」することと、上司の「聞く力」が若手職員の人材育成に生かされていた。
若手職員の改革のための提案や意見を言いやすくする環境づくりは、私は必要であると考える。当局での、若手職員育成の取り組み状況について伺う。

【市長】現在、勤続10年未満の職員がおよそ4割を占めるという状況にあることから、若手職員の育成は急務であると認識をしている。ベテラン職員のアドバイスを受けながら、ワークショップ形式で議論する「スタディミーティング」を実施し、業務の改善や職員個々のスキルアップに一定の効果をあげているところである。今後とも様々な工夫を凝らしながら、消防人材育成に取組み、市民の皆様の命を守る災害対応力の向上に努めてまいりたい。

【佐藤幸雄議員】渋消本部では、教育として大規模災害をビデオカメラを活用して技術の継承していた。本市としても経験の継承として、できる範囲からでもよいので「ビデオカメラ」の活用を提案する。所見を伺う。

【消防局長】訓練や消防活動の検証において、実際の映像を用いることは危険予知能力の向上など、若手職員の育成にも効果があることから、検討会等の機会を捉え、技術の継承に努めてまいりたい。


2.大規模災害の事前準備を提案

【佐藤幸雄議員】台風などは事前に被害を予測できる災害であると私は考える。事前の準備で災害を軽減する施策を講ずる必要があり、「排水ポンプや土のう」などを配備することはできないのか。事前の配備をすることで、見える化による住民の不安を解消することや避難をするための準備を加速させることもできると考えるが、所見を伺う。

【市長】台風や低気圧による大雨など,ある程度予測できる災害について事前の準備・対策を行うということは,被害の軽減はもとより,職員体制を含めた効率的な災害対応にもつながっていく。あらかじめ行う準備・対策を改めて全庁的に整理して次の災害時には,それらが確実に実施されるように私自身としても確認をしてまいりたい。


3.防犯カメラの補助事業・センサーライト等について

【佐藤幸雄議員】先月、本市内で40件以上の「車上荒らし」被害が発生し、県警より具体的な注意喚起がなされた。
平成28年、第2回定例会の一般質問にて求めてきた、「防犯カメラの補助事業・センサーライト等」についてであるが、「防犯カメラ」は当時はまだ、モデル事業として行われていたと記憶している。
現在の進捗状況について伺う。
同じく、市営住宅へのセンサーライト等についても、「町内会や関係機関と連携しながら、防犯対策の強化を検討してまいりたい」との答弁であったが、現在の進捗状況について伺う。

【市民局長】地域での見守り活動などを補完するため、防犯カメラを設置することは、犯罪発生抑制の観点から重要であると考えている。
このことから、町内会や防犯協会など地域団体に対する設置補助を、平成27年度及び28年度にモデル事業として行い、翌29年度から制度化したところである。今年度の補助見込みも含めると、これまで31団体に対し、合計100台の助成を行ったところである。
今後とも、犯罪が発生しにくい環境づくりを進めるため、地域の防犯活動支援に取り組んでまいりたい。

【都市整備局】市営住宅において、平成28年以降町内会の皆様からの要望を踏まえて、防犯上有効と考えられる4団地には、
センサーライトを設置した。
また、センサーライトでは効果が期待できない8団地については、夜間常時点灯する防犯灯を設置したところである。
今後とも、それぞれの団地の状況に応じて、町内会と連携を図りながら、防犯対策の強化に努めてまいりたい。
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