平成30年 第2回定例会で一般質問 2018年6月15日
- 2018/06/16 15:49
- Category: 議会報告

1.子育て支援の拡充を提案
【佐藤幸雄議員】待機児童「ゼロ」の実現は期限を決めて「必ず結果を出すのだ」との強いリーダーシップにかかっていると考える。明確な期限を決めてのお取り組みについて伺う。
【市長】今年3月に保育基盤の整備計画の見直しを行い、今後3年間で定員の拡充を図ることとした。引き続き、多様な保育基盤の整備に努め、保育人材の確保も図りながら、2020年度末には待機児童が解消できるよう鋭意取り組んでまいりたい。
【佐藤幸雄議員】子育てしやすい県を推進してきたことが、本年、富山県が「住みたい都市 全国第10位(前回の13位からランクアップ)」となった。まさに子育て支援に力を尽くしたことが、このランキングにも表れている。本市としても 段階を踏んででも富山県が推進している家事サービスや絵本購入等に利用できる「子育て応援券」事業を検討すべきと考えるが所見を伺う。
【子ども未来局長】「子育て応援券」のような多様なサービスの利用券については、子育て家庭の経済的負担などの軽減を図る効果が期待される。利用対象とするサービス内容や財政負担等の課題もあることから、他都市の状況を踏まえ、今後のあり方について研究してまいりたい。
2.パークゴルフ場の公認コース整備の先進事例を提案
【佐藤幸雄議員】本市として今後、超高齢化社会に向けて「健康増進」と「交流人口拡大」及び「被災地のにぎわいの創出」のために、日本パークゴルフ協会公認の「36ホール」を整備する際には 先進事例を取り入れ、推進すべきと考えるが所見を伺う。
【建設局長】今後、パークゴルフ場について、27ホール化による公認コースの認定に向け整備を進めていくが、将来の36ホール化を目指すに当たり、他都市の先進事例や利用者等のご意見を参考に、被災地のにぎわいの創出にもつながるよう整備を行ってまいりたい。
3.窓口業務(区役所)の待ち時間の解消策提案
【佐藤幸雄議員】岐阜市では窓口業務を民間事業者へ委託する事で、事業費の効果は3年間で 7,627,680円の経費削減となっており、窓口のアンケート調査でも、全ての項目において満足度が向上したこともわかった。今後、様々な市民サービスのニーズに応えていく為には、検討すべきと考えるが所見を伺う。
【市民局長】現在各区役所において、異動届の受付の際に、国保・介護保険証の住所変更や転入学児童生徒などの手続きを一括して実施している。窓口業務の現状分析や業務委託のあり方、ICTなど先進技術の活用等の検討も行いながら、窓口サービスの運用に努めてまいりたい。
4.高齢ドライバーの事故を防ぐ取り組みを提案
【佐藤幸雄議員】本市にて推進している「乗合タクシーやコミュニティバス」などを免許返納の代替策と提案して行く事も必要である。
資金不足の改善を行う「交通局」、交通事故防止を推進する「市民局」、地域公共交通を推進する「都市整備局」がしっかりと連携し、「高齢者の自動車事故」の削減に取り組みを進めて行くべきである。所見を伺う。
【市長】免許返納後の移動手段が確保できない等の理由から、返納できない方も依然いることも承知している。今後、事故の防止につながりますよう、安全運転を所管する部署のみならず、交通政策や地域での支え合いの体制等を所管する部署など、関係部局で連携して取り組んでまいりたい。